JCダート2013出走各馬短評

超豪華メンバーとなった今年のJCダート。
今年のダート界No.1を決める一戦。ダート好きとしては当てたいんだけど、どうしても情が入ってしまう（笑）
ま、個人的な今年の思い出（過去の予想）と共に各馬の短評を。




1 ローマンレジェンド
みやこS◎（3着）、12東京大賞典◎（1着）。
帝王賞時にコメントしたとおり、すでにピークは越えた感がある。前走は59kgだったし、不利もあったのだが、競り負けたあの内容は本来のこの馬ならあり得ない姿でいただけない。素直に1、2着のブライトラインとインカンテーションを評価しないと。

2 グレープブランデー
フェブラリーS◎（1着）。
コース適性もいまいちだし、状態もフェブラリーS当時まで上がっていない。まだまだ叩く必要有り。

3 メーデイア
TCK女王盃◎(1着)。
今年の牝馬路線を総なめ。ただミラクルレジェンド、古めだとプリエミネンス世代よりは明らかに手薄な牝馬路線で、牡馬に混ざるとどう考えても厳しい。また牝馬限定戦で買いましょう。

4 エスポワールシチー
南部杯◎(1着)。
老兵未だ衰えず今年GI[2.2.0.0]は恐れ入る。しかし、多少衰えがあっても得意条件なら走れるのが地方GI。現在は千六以下ベストであり、中央の厳しい展開だと流石に期待するのは酷。この秋の目標は南部杯だったはずでお釣りも全くない。
これで引退らしいので勝ったら鳥肌もん。
最後は敬意を払って完全無印。

5 クリソライト
JDD○（1着）。
JDDは圧巻だったけど前走は負けすぎ。状態が戻ってないならこのメンバーで勝つのは・・・。

6 ホッコータルマエ
南部杯○（2着）
まだ本命にしたこと無いんだ（笑）いつも対抗。
それはともかく、今がピークの当馬。昨年より終いの脚もしっかりしてきて無敵状態。阪神は上昇途上だった昨年で3着だから問題なし。コース適性が抜群だったり状態の差で逆転されることはあるだろけど。展開は、自在に動ける馬だから不問。
JCダートは（長期的視点に立った成長曲線的に）ピークの馬が勝つ傾向があるので、普通に走れば確勝。

7 ブライトライン
みやこS○（2着）、エルムS○（3着）
芝のGIにも出ているので格的にも大丈夫なのでここでも走れると思う。スピード重視のイメージが強いので阪神は大丈夫かな？
今回の結果にかかわらず今後も注目すべき一頭であることは間違いないけどね。

8 ワンダーアキュート
JBCクラシック○（2着）、12JCダート◎（2着）
2年連続JCダート本命馬。
老兵の一頭。エスポワールシチーもだけど、この世代は今年ますます安定感を増してるからダート界の重鎮は凄すぎる（笑）
阪神ベスト、厳しい展開理想的、輸送距離短い、まさしくJCダートはこの馬にうってつけの条件。ローテも去年より状態がここピークになるように設定されている。あとは無敵状態のホッコータルマエにどう挑むかだけ。どうしても欲しいJCダートの勲章だろうし勝負度では負けてない。

9 ナイスミーチュー
流石に厳しいよね。

10 パンツオンファイア
名前のインパクトはある、けど正直分からない。
来たらごめんなさい。

11ソリタリーキング
今年の秋は充実してたけど、いずれもスムーズに流れに乗れてたし、適性内のレース。流石に阪神でのGIは適性外。

12 ベルシャザール
この馬が3番人気になるあたりがいかにも中央競馬のGI。
いや、無理だって。
能力はあるけど、ここは一回揉まれてから。
買うならフェブラリーS。

13 グランドシチー
マーチS◎（1着）。
低迷中の一頭。
それも仕方ない。ローテめちゃくちゃだもの。
去年の今頃にはホッコータルマエに勝ったこともあるんだけどねぇ。
実は初めてのGI出走。格的にも消し。

14 ニホンピロアワーズ
昨年の当レース勝ち馬だが、今年はそのときの出来にはほど遠い。
予定していたJBCを使えなかったことからも分かる。
コース適性はあるだろうけど、ぶっつけですら辛いのに状態悪いのは・・・。
東京大賞典か川崎記念で買いましょう。

15 インカンテーション
レパードS◎（1着）
この馬は結構強くなりそうですね。
レパードより前走の内容が良かった。
初GIなので格的に厳しいだろうけど、今後注目したい一頭。

16 テスタマッタ
12フェブラリーS◎（1着）、東京盃◎（2着）
この馬が最低人気になっちゃう位凄いメンバーなのか・・・。
フェブラリーS勝ち馬ですが、老いて適性は狭くなってきたので現時点での適性は１周回る千四。イメージは晩年のノボトゥルー。
たぶんこのイメージは間違ってない（笑）
阪神千八は全盛期であっても適性外なので流石に厳しい。
また来年しばしばお世話になります。


ということで最終決断はのちほど。